20140606

どいつもこいつも肩にカーディガンかけやがって

どいつもこいつも肩がヒラヒラしている服着やがって

どいつもこいつも肩に穴があいた服着やがって

どいつもこいつもギンガムチェック着やがって


それでいいのか
アイデンティティとはなんなのだ

そういう服を着ることでアイデンティティを形成しているのか

なんなのだ

まぁ別に良い

ワタシのように気持ち悪いTシャツを着るとか
切りすぎたショートパンツ履くとか

こんな人間をけなさないでいてくれるならいい

ワタシのアイデンティティとはなにか聞かれた時に答えられない

上にあげた服を着ないことでアイデンティティを確立したつもりでいるだけ、なにもない

それは「おくすりはさすがにやっていないですよ」という神話の先生に
「おくすり以外はなにかやったのか？」と
つっこむほどナンセンスである

アイデンティティってなんなんだ、ええ

くそ って言わないとか
大学生はバカだと思うとか
なんやかんやで自分と他人を区別したところで
自己の確立ではない

他人と同じでも、自分を知っていたらもうそれがアイデンティティ


のびかけの黒髪ボブのあの子もそれが自分をもっとも表現できていると思うのなら、それでいいんだろうな

もっとも表現するというのは難しい

わたし分からない


すっごく魅力的な顔立ちをした子が
大量生産型の個性派に埋れていると
すこしかなしくなる

余計なお世話


アイデンティティという言葉にしらける



文章中に「」かっこがあるかないかで
おもしろさが変わると思う、場面に応じて



今日はなんだっけ？

雨が降っている 飽きもせずに
ここまでふるともはやおもしろい

バイトはすこし早く終わった

チュッパチャプスを舐めながら弾ける雨粒を見た

鼻歌もチュッパチャプスを舐めるチュパチュパ音もすべて隠せそうな雨音

スーパーの前に立って雨を眺めながら
エド•シーランを口ずさんだなら
店員さんが「失礼しまーす」と言いながら
カゴの山を押して通った

音痴が聞こえただろうか

そんなことはどうでもいい

レインブーツ代わりのビニール製のブーツがうっすら浸水していることが気になった


ゼミの発表の準備していないからヒィーてしている


まだ雨が降っている 飽きもせずに


流行る流行ると騒がれたペンシルスカートを街で見かけることはほぼ無いように
わたしが物事に早め早めに取り組んだことはない

以後気をつけないと

たのしいことがたのしくないのは
余裕がないからだよ

たのしく死ぬよ

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